ぶどう園通信とは
ぶどう園通信の筆者は私(小原靖夫)の恩師である、滝沢陽一先生です。
先生の略歴は別に記してありますので、ご参照ください。
私が大学に入学するに際し下宿を横浜に決め、近くにありました日本基督教団神奈川教会の門をたたいた時の牧師をされておられ、 それ以来今日に至るまで信仰の導き手であり、精神的な諸問題の親密な相談者であり、もっとも長きにわたってご指導をいただいている恩師です。
私の情報の70%は滝沢先生との会話やここに掲載します「ぶどう園通信」等です。
非常に広く深い見識をもたれ、ふところの大きな包容力をもっておられます。
牧師でありながら長きにわたって鶴見大学文学部の英文科で教鞭をとられ、文学部長まで歴任されるなど、
他に類を見ない活躍をされました(鶴見大学は曹洞宗総持寺に属しています)。
滝沢先生の個人誌のはじまりは1976年9月「エベネゼル(助けの石)」です。
32年前、当時は鎌倉教会の牧師をされていました。
相模原南教会に移ってから「ぶどう園通信」となり、通して174号発行されました。
1993年から「葡萄園」となり、2008年8月に終わっています。
「エベネゼル」と「葡萄園」はその時の私の力に合った協力をさせていただいたことを、私の誇りとしているところです。
昨年、長い牧会での活動から身を引かれ、現在85歳ですがまだまだ向上心は力強く、弱りがちな私を励ましてくださっております。
いまも日曜日の礼拝後には奥様手づくりの昼食をいただくことが、私の心の栄養にもなっております。
そこで再生されたのが「ぶどう園通信」です。
不定期となっておりますが、ピッチが早く2ヶ月間に4号まで完成されており、ベストピアの尻に火がついております。
新しい発見が必ずありますので、是非ご覧ください。
No.1 「時間」について | 2008年1月 |
No.2 空の空 | 2008年1月 |
No.3 一精神科医として生かされて [功刀 弘著] |
2008年2月 |
No.4 念ずれば花ひらく -坂村真民の人と詩選- |
2008年2月 |
No.5 ユダ物語 | 2008年3月 |
No.6 パレスチナ紛争史(1) | 2008年4月 |
No.7 パレスチナ紛争史(2) | 2008年4月 |
No.8 パレスチナ紛争史(3) | 2008年5月 |
No.9 使徒書と福音書 | 2008年6月 |
No.10 孤高の詩人 その詩と真実 [苅部 幹央著] |
2008年6月 |
No.11 憂愁の詩人 その詩と信仰 [苅部 幹央著] |
2008年6月 |
No.12 聖母マリア | 2008年7月 |
No.14 『なぜ私だけが苦しむのか』 | 2008年12月 |
滝沢陽一(たきざわ・よういち)
1923年 長野市に生まれる。
東京大学文学部英文科、南メソジスト大学神学部に学ぶ。
日本基督教団神奈川教会、銀座、下谷、神奈川、鎌倉、相模原南教会に58年間伝道、牧会
東京神学大学、東洋英和女学院短大、鶴見大学文学部英米文学科教授を歴任。
訳書 奇跡の人生(w.バークレー) 他多数